ガイド「わざの言葉あそび」は印象に残る展示紹介とは何かを考えて企画しました。
展示の内容からキーワードを見つけ、
この言葉に由来を持つことわざや慣用句を織り交ぜています。
次回は11月2日に開催しますので、ぜひともご参加ください。
今回はご紹介している慣用句をひとつ例示したいと思います
糸麻有りといえども菅<かい>を棄つること無かれ
絹糸や麻糸は立派な織物を織るのに有用だが、すげやかやのような粗末な草でも、
それなりの用途があるから棄ててはいけない意味から、
上質のものばかり重んじて、つまらないものを軽んじて粗末にしてはいけないことを意味します。
神宮では萱を優れた素材として、神様のお住まいや調度品の素材に使っています。