4月13日 伊勢茶道協会 表千家 野村君子先生とその社中の奉仕により野点茶会が催されました。
外宮の参拝とせんぐう館に入館されました200名の方々へ、一服差し上げております。
内宮参拝へ行く前に、ちょっと一休み。
まがたま池に面した外宮休憩所で、干菓子と抹茶を召し上がっていただきました。
茶席は
花 野椿・木五倍子(きぶし)・蔓桔梗
釜 浜松文鶴首 般若勘渓造
棚 末広棚 即中斎好
水指 鳴海織部六角菱 美濃不二窯 佐藤和子造
棗 蝶に春草蒔絵中棗 山中塗
茶杓 龍宝山大徳寺塔頭黄梅院20世住職 小林太玄作 銘「彩鳳」
茶碗 七福神緑金襴手 五山窯 林淡幽作
替 雲錦手天目形 松阪万古 佐久間芳山作
替 菊唐花菱盛絵 四日市万古 清水醉月作・清水きし代絵
干菓子 まがたま
菓子器 神宮御山杉
建水 曲げ
蓋置 瓔珞文薩摩 玉陶山製
茶杓の銘「彩鳳」は宋の禅僧、法演禅師の高弟「三仏」の一人である仏鑑慧懃(ぶっかんえごん)の一語
「彩鳳、丹霄に舞う」(さいほう、たんしょうにまう)
禅語の悟りや仏性の喩えの一言と捉えると解釈が様々になりますが、
鳳が雄々しく、澄み渡った大空に舞う。といった意味です。
明日4月14日も野点の茶会を催します。伊勢茶道協会 表千家 の奉仕です。
時 間 午前10時~午後1時
場 所 外宮休憩所
定 員 200名(当日午前9時より先着順で整理券を配布致します。)
※ただし、呈茶は当日せんぐう館に入館された方に限らせて頂きます。ご来館お待ち申し上げております。