昨日から引き続き、伊勢茶道協会の表千家:野村君子先生とその社中の方々の奉仕で茶会が催されました。
道具は昨日と同じものです。
掛け物、神宮大宮司鷹司尚武揮毫 色紙 「清々しく瑞々しく」
花入、萩
花、貝母(ばいも)・寒あやめ・侘助
釜、浜松文鶴首 般若勘渓造
棚、末広棚 即中斎好
棗、柳桜青貝蒔絵大棗
茶杓、華洲作 銘 芳野
茶碗、八事窯 井戸形茶碗
雲錦手天目形:松阪万古五代 佐久間芳山造
菊唐花菱盛絵:四日市万古三代 清水醉月造・清水きし代絵
水指、鳴海織部六角菱 美濃不二窯 佐藤和子造
菓子器、六代山本翠松作 イジイジ塗桑名薄盆
蓋置、赤楽桜 泉喜仙造
表千家の伊勢神宮献茶式は十三代家元の即中斎から始められました。
即中斎は昭和15年(1940)、神武天皇即位から2600年を奉祝して献茶しました。家元席を如雪園(現在の神宮会館)に設けて、盛大に行われました。即中斎が始めた表千家による献茶は、現在も続けられており、毎年10月に家元が奉仕されています。
春の野点茶会は来週の土曜日と日曜日の4月12日・13日に催します。
伊勢茶道協会の裏千家の奉仕です。
いずれの日も先着200名方々の来館者にまがたま形の干菓子と抹茶を一服差し上げます。お待ち申し上げております。