4月7日 伊勢茶道協会 裏千家 谷睦美先生とその社中の奉仕により野点茶会が催されました。
本日をもちまして、せんぐう館は開館一周年となります。
昨日の雨で桜はすっかり散ってしまいましたが、去りゆく春を惜しむかのように桜花の道具が見られます。
掛け物は昨日と同じく鷹司神宮大宮司 「清々しく瑞々しく」
花入は朝鮮唐津の大徳利
花は黄花片栗と錨草に花筏を添えています。
淡々斎好みの御園棚に、和田美之助の古鏡蓋・富士羽釜。
水指は美濃不二窯・佐藤和子造、鳴海織部六角菱。
棗は川端近左作の花鳥中棗。鵬雲斎大宗匠の在判
茶杓は藤井誡堂(大徳寺515世管長)作 銘は花曇(はなぐもり)
茶碗は醍醐の花見。松阪万古5代、佐久間芳山造
春の野。松古窯、佐久間芳丘造
雲錦手天目形:佐久間芳山造
菊唐花菱盛絵:四日市万古3代、清水醉月造・清水きし代絵
蓋置は蝶。交趾焼、中村翠嵐造
6代山本翠松作のイジイジ塗桑名盆を菓子器にして、紅白のまがたま形干菓子をお召し上がり頂いております。
次回の野点茶会は4月13日(土)と翌日の14日(日)。伊勢茶道協会 表千家 の奉仕です。
時 間 午前10時~午後1時
場 所 外宮休憩所
定 員 200名(当日午前9時より先着順で整理券を配布致します。)
※ただし、呈茶は当日せんぐう館に入館された方に限ります。